
はじめに、駅の売店のキヨスクではなくMDMのKIOSTAです
はじめまして!
「KIOSTA 」の開発を担当している社会人3年目、エンジニアの林川です。よろしくお願いします。
「KIOSTA」とは、キオスク端末を略した造語です。駅の売店を思い浮かべたあなた。今回のお話はそちらではありません。企業などがサービスを提供するために用いる「専用端末」についてのお話です。
例えば、居酒屋やファミリーレストランなどの客席に置いてある注文用のタブレット端末と表現するとイメージしやすいでしょうか。
他にも、コンビニのマルチコピー機の操作画面などもキオスクの技術によって実現していることを知っていますか?

洗練されたネーミングセンス
こうした「専用端末化(キオスク・モード)機能」と「さまざまなデバイス管理機能」を組み合わせたものをキオスクMDM(仮)と呼んで開発を進めてきましたが、このたび正式にサービス名称が決定!

「KIOSTA」はビジネスコンシェルブランドの一員です。
最先端な技術で造り上げられたシステムにぴったりなネーミングで、なんだかキオスクMDMという仮称で呼んでいた頃よりも一層、愛着が湧いてきました。
皆さんにも、洗練されたネーミングの「KIOSTA」を気に入っていただけるとうれしいです。
「KIOSTA」が、さまざまな課題を解決してくれる
この「KIOSTA」あらゆる場所、シーンで活用できるのです。
例えば、企業がモバイルデバイスを活用して業務の改善や効率化を実施する際、デバイスを他の用途には使ってほしくない場面があります(先ほど挙げた居酒屋などの注文用端末もそうですね)。そのときに必要になるのが専用端末で、国内での導入が加速しているのです。
今後、生産年齢人口が減少していく中、デバイスを配置することでさまざまな課題が解決されていくと期待されますし、幅広い分野での活用が見込まれています。
「KIOSTA」を活用すれば、管理画面からの遠隔操作で多数のデバイスを一括管理することが可能で、管理工数を大幅に削減できるでしょう。
入社後、初のプロジェクトがオフショア開発
私は2020年入社で、ずっとリモート勤務をしています。
入社直後に先輩から「まずはここに入ってみよう」という指示で加わったプロジェクトが、「KIOSTA」の開発プロジェクトです。
ソフトバンクが、インドのソフトウェア開発ベンダーとオフショア開発をしていることには当時驚きました。
また、このプロジェクトに携わるまで、外国人とコミュニケーションを取ったことが、ほとんどありませんでした。
つまりほぼ初めてということになります!
主に海外ベンダーとの間でコミュニケーションを取った方法は、Redmine(オープンソースのプロジェクト管理ツール)でテキストによるもの。日本人のブリッジSEもあわせてビデオ会議を行ってはいたものの、海外ベンダーとのコミュニケーションには非常に苦労しました。
「同じ方向を見て仕事ができていない」という悲しい気持ち
使いやすいサービスを設計するのは私たちですが、それを実装するのはオフショア開発の場合、海外ベンダーです。
日本人が「使いやすい」と感じる機能の機微などを海外ベンダーに伝えるのは、想像以上に大変でした。
私たちは、お客さまの視点に立つのが当たり前と思っていますし、仕事を進める際も「恐らくこういうことをしたいのだろうなぁ」と相手の思いをくみ取ってコミュニケーションを取ります。
それは私たちが意識しているだけであり、周りも同じようなことを考えているわけではありません。私たちの中では、その「相手視点に立って物事を考えて発言すること」を常識だと思い込んでいたのです。
私たちと考え方が違っていたという点について、一つ例を挙げましょう。
これは本当に驚いたことですが、「KIOSTA」の管理画面で、テーブル表示のカラムが非常に狭くなっていて、文章が何行にもわたってズラズラと流れている状態になっていたことがありました。
私たちから見ると表示が崩れて読みづらいため、修正が必要なことは明白だと感じます。
しかし、海外ベンダーとしては「読めるんだからOK」という感覚だったのです。
これは一例ではありますが、ユーザーの視点に立って機能を実装することがなぜできないのか、私には理解できず、「同じ方向を見て仕事ができていない」という悲しい気持ちになりました・・・。
海外ベンダーとの間に横たわる大きな意識の壁。どうすればその壁を乗り越えられるのか。
私の体験談を次回のブログでお話します。その2が更新されました!
今回紹介したKIOSTAのサービスページはこちらから!
KIOSTAの申し込みはSaaSポータルのWebサイトからお申し込み頂くことで、すぐにご利用頂けます。
現在30日間の無料トライアルも提供していますので、KIOSTAをお試し利用したのちに、サービスの導入可否を決めていただくこともできます。見積りの取得もSaaSポータルのWebサイト上で可能です。
費用については、BCDMと同様に基本サービスが300円/ID、紛失リカバリーが200円/IDとなります。

サービスの仕様については法人Webサイトに掲載しているので、詳しくは法人Webサイトをご確認ください。
※動作確認済みのデバイス情報も掲載しています!